ピクサー30周年記念・ピクサー展

東京の街中で見かける、リサイクル推進やゴミのポイ捨て禁止ポスターから、エスカレーターの手すりを持つよう勧めるポスターにまで、パンダや熊、猫のイラストが描かれています。こういった楽しそうな動物たちが、都のマスコットとして活躍しているのです。

人気デジタルアニメーションの数々を手がけるピクサーは、話をするおもちゃ達を描いた人気映画『トイ・ストーリー』で名声を獲得しました。2016年、ピクサーはスタジオ設立30周年を祝い、観客やアニメファンを東京都現代美術館に招いて、ピクサーのこれまでの歩みを一挙公開。

「スタジオ設立30周年記念 ピクサー展」では、人気映画の舞台裏や詳細を紹介しながら、『トイ・ストーリー』や『アーロと少年』、『ファインディング・ニモ』ほか約500点のアートワークが展示されます。ゾエトロープやアートスケープといった、今展のために作られた唯一無二の2つのインスタレーションも登場します。さらに、物語をアニメーションにしていくまでの汗と涙を描いたビデオも上映されます。

ピクサーは高いデジタルアニメーション技術を誇っているにもかかわらず、展示されたアートワークの多くは従来のドローイングの手法を用いたものです。アーティスト達はインクと鉛筆からパステル、水彩絵具までを用い、キャラクターや背景をデザインしています。最終形態である私たちが目にする映画は、それらをデジタル処理したものです。

2005年のニューヨーク近代美術館を皮切りに、今展は世界のさまざまな都市で巡回展を催してきました。今回の東京での展示では、ピクサー・アニメーション・スタジオの30周年を祝し、これまで見たことのない作品も登場します。

会期: 2016年5月29日(日)まで開催中
開館時間:10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)。月曜日休館
(ただし3月21日、5月2日、5月23日は開館)
住所: 、東京都江東区三好4-1-1
電話:03-5245-4111(代表)、03-5777-8600(ハローダイヤル)
ウェブサイト
観覧料:1,500円(一般)、1,000円(高校・大学生)、500円(小・中学生)、未就学児は無料

tokyo.com_events_finding_nemo

Credits: Pixar

tokyo.com_events_huggin-bear

Credits: Pixar

tokyo.com_events_Pixar

Credits: Pixar

tokyo.com_events_toy_story

Credits: Pixar

Leave a Reply

あなたのメールアドレスは公開されません。 記入必須項目には*マークが付けられています。